女性部会
令和3年年頭あいさつ 全国防衛協会連合会女性部会 会長 臼井久美子
防衛協会会報第153号(3.1.1)掲載
あけましておめでとうございます。私は昨年10月「全国防衛協会連合会女性部会総会」で会長を拝命しました千葉県自衛隊協力会連合会女性部会長臼井久美子です。一年間の任期ですが、自衛隊の皆様が活動しやすい社会の構築を目指し、自衛隊の活動を一人でも多くの方達に知って頂くよう全国一万人の会員心を合せて活動してまいります。年頭にあたり、女性部会への変わらぬご指導を心からお願い申し上げます。
令和3年新しい年をみなさまはどの様に迎えられたでしょうか?「今年こそ良い年になりますように!」これが初日の出にすべての国民が願った想いでしょう。
思い返すと、令和2年のお正月は暖かな好天に恵まれ御代替りをして初めての新年、オリンピック・パラリンピックイヤーの幕明けを私達はどんなに期待をこめて迎えたことだったことか。
わずか数ヶ月後には、世界も日本も恐怖のどん底につき落され、世界はかつて経験したことの無い「都市封鎖」や「自粛生活」を強いられることになりました。
「学校閉鎖」「リモートワーク」「リモート授業」こんな言葉はきいたこともありませんでした。国民が不安を募らせ先の明かりの見えない日々のなか、自衛隊の皆様が変わらぬ厳しい訓練を重ね粛々と任務にあたり、感染予防活動や感染者の対応に当っておられる報道をみるにつけありがたい想いで一杯となりました。自衛隊応援の先頭に立ち活動をしていること誇らしく、あらためて責任を感じたものです。
ものの本によりますと、令和3年の年まわりは、「辛(かのと)・丑(うし)」で、磨き上げられた宝石や砂金を土を掘って得ることが出来、草木の生命力が種子の中に閉じこめられている状態でもあると説かれています。
果たして、宇宙の摂理の通り、磨きあげられた宝石や砂金を土の中から掘り当て、種の中に閉じこもっている生命が萌え出ずるごとくに、人類の悲願である「新型コロナウィルスを制圧するワクチン」は開発されるのでしょうか。「オリンピック・パラリンピック東京2020」は安全に開催出来るのでしょうか。
どうか、令和3年は世界の人達にも私達日本人にとっても昨年より良い年になりますよう祈らずには居られません。
今年も皆様の女性部会へのご支援・ご指導を重ねて心からお願い申し上げ、年頭のあいさつと致します。