自 衛 隊 支 援
平成18年度
イラク人道復興支援活動の概要  (陸自HPから要約)
 
                公共施設の復旧・整備活動

陸上自衛隊のイラク復興支援活動は、第10次イラク復興支援群及びイラク復興業務支援隊が2006年7月25日に全員無事帰国し、イラクにおける2年半にわたる任務を終了いたしました。
   これらの公共施設の復旧・整備活動を計133ヶ所実施
   (31ヶ所の道路補修、36校の学校補修
        及び66ヶ所のその他の施設補修を実施済み)

     これらの活動は、現地での雇用創出の一助となり、1日に最大で
  
1,100名程度、延べ約49万人程度の雇用を創出しました。

                   医療支援活動

 2004年2月19日から、ムサンナー県内の4ヶ所の病院において、医官等による医療支援活動を開始し、2006年7月17日までムサンナー県の医療環境の改善に努めました
 ※ 症例検討会や病棟回診に参加するなどのイラク人医師に対する
  診療の助言・指導 

 ※ 我が国がODAにより提供した医療器材の使用方法や、
  器材による診療・治療技術の助言

 ※ 看護官による現地看護師に対する看護技術指導
 その他、サマーワの救急車センター要員に対する搬送技術指導、
            県医薬品倉庫及び県保健局に対する医療技術指導


   (サマーワ母子病院では、自衛隊支援前の2002年に比べ、
    分娩直後の新生児死亡率が約1/3に改善しました。)

                    給水活動

2004326日から、宿営地に隣接する運河から取水した水を浄化し、我が国がODAにより現地自治体に提供した給水車への給水を行いました。
 この給水活動を通じ、サマーワ周辺地域の人々の生活、健康状態の向上に寄与することができました。
 これまでの給水量は約53,500トン(2004年3月26日〜2005年2月4日まで)

 ※  約1,200万人分相当(1人1日当たり必要な水を4.5Lとした場合)  ※ 給水活動は、2005年2月4日より、
  我が国のODAにより設置された浄水設備が稼働し、業務を引きついでいま
す。

                    輸送支援活動
 <航空自衛隊> 
 輸送機によりクウェート・イラク間において、人道復興支援関連物資を中心とした空輸を継続中であり、陸上自衛隊のイラク人道復興支援活動の終了後も、国連や多国籍軍のニーズに応えて任務を継続し、イラク復興を支援していきます。

                
<海上自衛隊>
 2004220日、陸上自衛隊車両等を積載した輸送艦「おおすみ」と護衛艦「むらさめ」が室蘭を出港し、約14,000キロの長き道のりを経て、同年3月15日、クウェートに到着し、車両等を陸揚げしました。
サマーワ市内(補修前)(陸自HPから) サマーワ市内(補修後)(陸自HPから)
平成17年度
東京都都防衛協会  イラク派遣への協力  (平成17年12月)
 イラク人道復興支援活動は、全国の陸上自衛隊から10次に亘って派遣されましたが、各地の防衛協会(自衛隊協力会)は協力諸団体と協力して、地元派遣部隊を激励しました。
  また、東京都防衛協会は、平成181月末から関東の第1師団を主力とする部隊が、イラクにおける人道復興支援活動に派遣されることに伴い、周辺県防衛協会・自衛隊協力会及び協力諸団体と共同で、派遣部隊の支援激励を行いました。
東部防衛協会会長へ  東部方面総監からの礼状  (平成18年2月)

東部防衛協会 会長 山口 信夫 様
謹啓 厳寒の候、山口会長におかれましては、益々御清栄にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。また、会長をはじめ東部防衛協会の皆様には、平素から東部方面隊に対し、積極的な御支援御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 さて、この度は、第五次イラク復興業務支援隊に対し、物心両面にわたる御激励を賜り、誠に有難う御座いました。お陰様にて、五次隊の隊員は、約半年間に及ぶ厳しい準備訓練により最終的な準備を整え、12月21日、朝霞駐屯地での壮行激励会の参加した後、1月7日に日本を出国しました。その後、クウェートにて約1週間の慣熟訓練をした後、イラクのサマーワに進出し、1月下旬には、第4次隊と指揮移転を完了して、現在全員が元気に任務を遂行中であります。5次隊の隊員には、国民及び協力者の方々の御激励と御声援を励みにして、「明るく、爽やかに、所命必遂」を合言葉に、立派に任務を完遂して、全員が無事に元気に帰国してくれるものと確信しております。
 更に、1月29日には、練馬駐屯地において第九次イラク復興支援群の隊旗授与式と第一波の出国がありましたが、第五次イラク復興業務支援隊と協力し、イラク国民のため、日本の国益のため、国民の代表としての自覚と誇りを堅持して活躍してもらいたいと念願しているところであります。どうぞ、今後とも引き続き東部方面隊及びイラク派遣隊員に対し、一層の御支援と御協力の程、お願い申し上げます。                                               敬具
    平成18年2月吉日    陸上自衛隊東部方面総監         陸将 今村 功

東部防衛協会会長へ 第9次イラク復興支援群長から礼状 (平成18年6月)
(前略) 9次イラク復興支援群は、(中略)5月26日に復興支援任務を終え6月3日、全員が無事帰国致しました。
 この間、第9次イラク復興支援群に対しまして格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。第9次群は、イラクの中でも安定したムサンナ県において、外務省と密接な連携を図りつつ、現地のニーズに応えた各種のプロジェクトを実施して参りました。
 我々の活動に対してムサンナ県知事をはじめ多くの方々から感謝の言葉をいただいております。
 1次群から積み上げられた活動成果が結実するこの時期、イラクの復興に貢献できましたことは誠に光栄と感じております。(後略) 
    平成18年6月吉日  陸上自衛隊 第9次イラク復興支援群長   小野寺 靖