陸自幹候校研修に寄せて
佐賀県防衛協会女性部(新原玲子会長)は、平成20年度事業で、陸上自衛隊幹部候補生学校(番匠幸一郎学校長)を研修した。約80名参加。 会長から以下のような所見が寄せられた。
講堂にて
7月7日、七夕の日、 また主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が開幕した日、私ども女性部は陸自幹部候補生学校を研修させて頂きました。初めての学校訪問ということで、会員は些か緊張しておりましたが、職員の皆様の親切な対応と、学校長のにこやかな笑顔と素晴らしいお話しに大変感動致しました。
御講話の内容は、「学校の概要」及び「国際貢献の現実」についてでしたが、学校長がイラク人道復興支援の第1次群長として行かれた際の具体的な体験を色々とお聞きして、日本の自衛隊が国際的に如何に高く評価されているかを改めて知ることが出来ました。自衛隊の訓練レベルの高さや責任感の強さに相俟って、日本人がいかに真面目で規律正しく礼節を重んじる心を持っているか・・・私自身も日本人として誇らしく思ったことでした。
今、日本人の魂がどんどん失われているような気がしてなりませんが、長い歴史の中で脈々と培ってきた素晴らしい精神文明の武士道が、この学校の中で生きていたことを知り大変深い感銘を覚えました。
「人のために役に立つ」という武士道の鑑のような学校長のもと、本物で一流を目指す学生達はどんなに幸運であるか。厳しく、かつ人間愛に溢れたご指導は、日本の将来を担う自衛官として、また世界に通用する社会人として立派に成長し、その教えは生涯、心の糧として、また、素晴らしい財産として残っていくことでしょう。
その上、同校の『剛健五訓』の教え、「強靭にして挫ける勿れ」「誠実にして怠る勿れ」「謙虚にして傲る勿れ」「闊達にして偏る勿れ」「勇敢にして臆する勿れ」もまた、人格形成の上で、これほど役に立つ教えはないと思ったことでした。自分に厳しく人に優しく、そして、他人の痛みを感じるようになれば、日本の平和、ひいては世界の平和にやがて繋がっていくと確信いたしました。
幹部候補生学校を知ることで、色々と学ぶことの多かった、本当に有意義な研修でした。
防衛協会の一員として、自衛隊を知らない多くの方々に、理解を深め協力をして頂けるよう努力をしていかなければと、その役目を再認識した次第です。(謝辞等後略)
平成20年7月25日
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