部 隊 研 修

年度 月日 部隊研修内容
平成21年度 9月27日〜10月2日   韓国研修(創立20周年記念事業)
平成20年度 3月17日   在日米海軍基地研修(連合会米海軍研修第3回目)  
3月1日〜3日   北部九州自衛隊研修(連合会自衛隊研修第2回目)  
11月21日〜22日   自衛隊音楽祭り研修
10月19日   航空観閲式(空自百里基地)
8月24日   富士総合火力演習(陸自東富士演習場)
7月14日   在日米海軍基地研修(連合会米海軍研修第2回目) 
平成19年度 11月17日   自衛隊音楽祭り研修
10月28日   中央観閲式(陸自朝霞駐屯地)
9月20日〜21日   北海道自衛隊・北方領土研修(連合会自衛隊研修第1回目)
8月25日   在日米海軍基地研修(連合会米海軍研修第1回目)
連合会      韓国研修       平成21年9月27日〜10月2日


             全国防衛協会連合会 初の海外研修

                          韓国との交流深める

 全国防衛協会連合会(山口信夫会長)は、20周年記念事業で927日〜10月2日の日程で海外(韓国)研修を行った。会長を研修団長とし、前田板橋防衛協会長を副団長、日吉理事長を本部長として、全国から会員及び特別会員総勢32名が参加、連合会の活動に新たな一ページを残した。
第1日目は各自でソウルに移動し、結団式及び懇親会を開催した。(写真は緒方龍春団員提供)

                   


                      緊張が続く朝鮮半島の第一線

 2日目は午前中、平澤(ピョンテク)の海軍艦隊司令部を訪問、海軍の活動、特に北方限界線(NLL)の警備現況等の説明を受けた。その後、99年と02年に生起した延坪(ヨンピョン)海戦の犠牲者慰霊碑と沈没高速艇(チャムスリ)を研修、北朝鮮海軍と直接対峙する厳しい第一線の実態を聞くことができた。

                   

 午後は瑞山(ソサン)の空軍戦闘飛行団を訪問。韓国初のライセンス生産戦闘機F-16を研修した。今春まで空自幹部学校に留学していた金大尉も案内に同行、防衛協会主催の留学生相撲観戦以来の再会となった。その後、ソウルに移動し、防衛駐在官及び警備官として活躍中の古屋1陸佐、大江1海佐、木村1空佐並びに北條3海佐の激励会を行った。

 3日目は板門店地域を研修。朝鮮戦争を戦い韓国の英雄で、韓国発展と日韓関係に寄与の大きい白善Y(ペクソニョップ)将軍も同行され、貴重な話を伺った。霧で視程は良くなかったが韓国陸軍の監視所(トラOP)及び第三トンネルを研修し、北朝鮮との対峙の歴史を学んだ。また、唯一の南北接点で、分断の現実を象徴する共同警備地域(JSA)を研修。板門店会議場では、緊張感を実感した。

      


                   

 次いで、南北交流事業の一環で、鉄道再建のため建設されたトラサン駅を見学後、市内の戦争博物館を研修した。直接白将軍から話を聞き、終日、朝鮮戦争を考える日となった。

                       韓国の在郷軍人会と防衛交流

 4日目の午前中はソウル市内の史跡(昌徳宮)を研修、午後は在郷軍人会本部を訪問した。団長が在郷軍人会の朴世煥(パクセファン)会長(予備役大将、元韓国陸軍第2軍司令官)を表敬訪問、続いて同会についてブリーフィングを受けた。元軍人は全て会員となる資格があり、850万余会員の広範な活動や規模の大きさは防衛協会の活動に大きな参考となった。団長からの御礼の挨拶に引き続き、記念の楯を寄贈した。夕刻、ホテルにおいて朴会長以下の主要な役員や自衛隊との縁のある要人、並びに日本に勤務(武官)や留学経験のある人を招き、「日韓交流会」(懇親会)を開催した。和気藹々の内に宴が進み、日韓の友好親善に、また民間レベルでの防衛交流に大きく貢献した。

     

                      百済の都(扶餘)を史跡研修

 10月1日の5日目は韓国陸海空軍本部が所在する大田(テジョン)で軍事パレード視察の予定であったが、新型インフルエンザのため急遽民間人には非公開となった。

 代わりに、かつて百済の都であり、多くの史跡が残されている扶餘(プヨ)を研修した。百済は日本との関係が深く、白村江の戦いを始め、仏教文化等で有名である。白馬江(ペンマガン)を船で渡り、羅唐連合軍に敗れ、多くの宮女が飛降りたといわれる落花岩を訪ね、悠久の歴史に思いを馳せた。

     

 史跡研修後、ホテルへの帰路、陸海空軍大学がある紫雲台(チャウンデ)を通過、留学中の福山3海佐及び津島3空佐を激励した。

 ホテルに帰着後、解団式・懇親会を開き研修の所見等を発表し、また思い出を温め、それぞれに別れを惜しんだ。翌日再びソウルに移動、午後帰路についた。

日韓交流会における山口研修団長挨拶

 全国防衛協会連合会会長の山口でございます。開会にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

 本日は、白善Y(ペク・ソニョップ)陸軍協会長、張志良(チャン・ジラン)元空軍参謀総長はじめ、朴世煥(パク・セファン)在郷軍人会会長以下の会員の皆様、日本で勤務留学経験のある皆様、更に水越公使はじめ日本大使館の皆様のご参席を得て日韓交流会をかくも盛大に開催することが出来ますことを研修団として大変嬉しく感謝申し上げます。

 私達全国防衛協会連合会は、全国組織となって今年創立20周年を迎えました。自発的に発足した各地区組織をとりまとめ、その会員は60万人余りであります。

 その記念行事のひとつであるこの海外研修実施に当り、韓国在郷軍人会の皆様に格別のご配慮とご支援を賜わりましたことに、心から厚く御礼申し上げます。

 我が国にも、退職自衛隊員の組織があり、また旧軍隊の退役軍人の組織もございます。しかし私達防衛協会は、国の支援を受けない、民間人(「民間人」の中にはもと自衛隊員もおられますが)による自衛隊支援団体であります。

 第二次世界大戦後、憲法により交戦権を放棄した日本において、警察予備隊から発展した自衛隊は、徴兵制ではなく志願制による組織です。

 だからこそ、国として最も大事な国の安全と平和を守るに足る、精強な自衛隊であるためには、国民皆の、心からの声援が必要なのです。

 そのために、私達防衛協会は「国民全般の防衛意識の高揚と、それぞれの地域の自衛隊の支援」を目的として永年活動してまいりました。

 貴国の軍隊の置かれた状況や、在郷軍人会の活動の状況を伺い、往時の我が国を思い出し、羨ましく、また、その意を強くしております。

 日韓両国には、両国がそれぞれにその平和と安全の確保に努めることは勿論のこと、両国が力を合わせてこの地域の平和と安全を図るべく努力することが求められています。

 そのためには両国間における民間レベルでの防衛交流も重要であり、その点でも今回の研修は極めて意義あるものと考えております。

 最後に重ねて、私共の貴国研修にご尽力を賜わりました、在郷軍人会はじめ関係各位に心から御礼申し上げます。お時間の許す限りご歓談下さいますようお願い申し上げます。

歓迎ご挨拶(要旨)大韓民国在郷軍人会 朴 世煥 会長


 皆様は私が会長に就任して最初の外国のお客様であり、心から歓迎致します。 今回の皆様の在郷軍人会ご訪問は、韓日相互に意味のある訪問であり、意義深い出合いです。

 韓日両国は歴史的に緊密な協力関係を築いてきました。一時的に良くなかった過去の歴史がありましたが、鳩山首相の就任により、韓日両首脳が友愛の精神をもって北朝鮮の核開発問題・韓日交流について意見交換しているのはとても良いことです。

 ところで、北朝鮮の核開発は、北東アジアの核武装を促進し、北東アジアを核の戦場化するものであり、絶対に許せるものではありません。さらには生活に苦しんでいる北鮮民の為にも廃棄されるべきことです。

 今回の研修を通して韓国の安全保障状況を良くみていただき、帰国されましたら日本の皆様によくお伝え下さい。

 日本防衛協会連合会と在郷軍人会の交流が、両国の安全保障に寄与する方向で更に発展していくことを希望しています。(2009930日)

連合会    在日米海軍横須賀基地研修    平成21年3月17日

全国防衛協会連合会は、自衛隊及び在日米軍をよりよく理解する為、平成19年度から駐屯地・基地及び米軍施設等の研修を開始した。 在日米海軍横須賀基地研修は3回目。

                               原子力空母
                     ジョージ・ワシントンを研修
                       関心深く、米軍横須賀基地へ

 3月17日、心地良い気候と快晴に恵まれ、研修参加者48名は予期以上の成果に満足。 今回も、海上自衛隊で米海軍先任連絡官であった古宇田元1海佐に米海軍との調整をいただき、計画は順調に進行。

研修は原子力空母「ジョージ・ワシントン」から始まった。通常燃料を積まない分広くなった航空機格納庫で歓迎の挨拶を受け、爾後2班に分かれて、操舵室や飛行甲板などを研修。艦載機の発着システムなどに多くの関心が集まった。

離艦後は「さくら」と名づけられた士官クラブで昼食。その後、在日米海軍司令部参謀長のキューリック大佐から在日米海軍のアジア・太平洋における役割や原子力空母の作戦におけるメリットなどについてのブリーフィングを受けた。

最後に特別会員の柴田明彦氏が謝辞を述べ、米海軍研修は終了。

その後は古宇田氏の説明で基地を研修。旧海軍が戦艦「信濃」(のち不沈空母「信濃」へ改造)建造のために作ったドックは今でも十分に機能しており、造船技術は世界一であったことなどを知り、参加した会員は大きな感銘と同時に先人の偉大さなどを改めて感得していた。

         
                      ジョージ・ワシントンの甲板にて研修Aチーム)

         
                      ジョージ・ワシントンの甲板にて (研修Bチーム)

      
             戦艦「信濃」を作ったドック                      士官クラブでの昼食

           
                          キューリック参謀長のブリーフィング

連合会  北部九州研修  平成21年3月1日〜3日

 全国防衛協会連合会は、自衛隊及び在日米軍をよりよく理解する為、平成19年度から駐屯地・基地及び米軍施設等の研修を開始した。 北部九州自衛隊研修は北方研修に次いで2回目

                     北部九州自衛隊研修記

3月1日から3日間に亘り北部九州自衛隊研修(大阪防衛協会理事 三上雄太郎団長他47名)を実施した。

1日夜、佐世保市内の富士国際ホテルにおいて、結団式・懇親会を開催。

2日午前は、海自・佐世保地方総監部を研修。ブリーフィング、加藤総監表敬の後、護衛艦「くらま」に乗艦。艦内を研修後、昼食。

午後は陸自・目達原駐屯地研修。発着場で、所在ヘリ部隊の保有するUH-60、AH-1、UH-,OH-1等の展示・説明を受けた。

 当日は、操縦席、後部座席に座ったりして実機に触れることができた。

夜は二日市温泉「大丸別荘」において、福岡県自衛隊協力会連絡協議会(河部浩幸会長)と共催で懇親会を開催。用田西部方面総監、加藤佐世保地方総監、小野田西部航空方面隊司令官、並びに近隣部隊の将官、地元から高田周洋福岡県隊友会会長等の出席を得て、盛会裏に終了。

3日午前は空自・西部航空方面隊の春日基地研修。小野田司令官表敬、ブリーフィングの後、SOC及びDC研修。地下で黙々として任務に励む空自隊員の姿勢に感銘を受けた。

続いて、陸自・福岡駐屯地に移動。ブリーフィングの後、化学防護隊による化学剤・生物剤対処訓練を研修。身近に起こりかねない事態対処について研修できたことは大きな成果であった。駐屯地食堂で会食後、解散。


       
             佐世保地方総監部研修                   「くらま」艦内での昼食

     
                                研修団記念撮影(佐世保総監部)

    
       
             武装ヘリ研修(目達原駐屯地)                   太宰府天満宮研修

陸上自衛隊  自衛隊音楽祭り  平成20年11月21日〜22日

 11月21日及び22日の両日、日本武道館で恒例の自衛隊音楽まつりがあり、全国防衛協会連合会からも全国女性研修会参加者を含め、多数の会員が研修しました。

 (陸自HP パンフレットから)
  
        オープニング(陸自HP)                演奏風景(陸自HP)                 太鼓演奏(陸自HP)

航空自衛隊    航空観閲式   平成20年10月19日

 10月19日、航空観閲式が麻生太郎内閣総理大臣を観閲官として、 茨城県の百里基地で、行われました。全国防衛協会連合会からも、多数の会員が研修しました。

                     以下の写真は航空自衛隊航空総隊司令部HPからの抜粋


   
      航空音楽隊による演奏               特別儀仗を受ける観閲官                巡閲する観閲官

   
          観閲官訓示                       観閲台全景                    展示視閲(移動部隊車両)

  
       航空機地上滑走                     観閲飛行(E-767)              飛行展示視閲(ブルーインパルス)
陸上自衛隊    富士総合火力演習    平成20年8月24日


 8
24日、静岡県の東富士演習場において、平成20年度富士総合火力演習が実施されました。本年度は、昨年度とほぼ同様の演習構成で、約2,400名の隊員が参加。

   大雨で雲高が低かったことから、空自支援戦闘機F−2の対地攻撃や空挺自由降下等、一部の内容が未実施であったものの、隊員のはつらつとした動作、各種火力の高い命中精度等、迫力ある演習に、観客からは大きな拍手と歓声が沸きました。学校予行を含めた3日間の総入場者数は約68、000名にのぼり、報道機関は延べ144社が訪れた。(陸上自衛隊HPより抜粋)

(全国防衛協会連合会では、8月21日、8月23日の予行を含めて、多数の会員が本演習を研修しました。)

              

             82式指揮通信車(陸自HPから)      多用途ヘリコプターから行動を開始する偵察隊員(陸自HPから)

              

          地雷原を処理する92式地雷原処理車(陸自HPから)         4式戦車の射撃(陸自HPから)            

              

             90式戦車等による発射発炎筒(陸自HPから)           戦果拡張(陸自HPから)        

連合会    在日米海軍横須賀基地研修    平成20年7月14日


                         日米同盟強化の一環
                  基地研修 全国から46名参加  旧海軍遺産の技術に驚嘆 


 自衛隊及び在日米軍の任務や現状、更には相互の関係などを理解するために、当全国防衛協会連合会(山口信夫会長)は、年度計画により平成19年度から駐屯地や基地研修を開始した。在日米海軍横須賀基地研修は今回2回目。なお、自衛隊駐屯地・基地研修は213月実施予定。


                            米海軍の役割理解

全国防衛協会連合会(山口信夫会長)は、7月14日、連合会主催の米海軍横須賀基地研修を行った。35℃にもなる暑い日で、出発直前に車両のトラブルがあったが、予定通りに研修実施。特別会員等46名(事務局から局長と妹尾参事)が参加。

研修に当たっては、山崎眞常任理事の全体計画に基づき、米海軍との調整並びに基地内の案内・説明等万般に亘り、元海上自衛官で米海軍先任連絡将校であった古宇田元1海佐の支援を受けた。

研修は昨年度に続き2回目。お目当ての空母は交代のため不在であったが、日本海軍が建設したドック等の施設見学に時間を当て、充実したものとなった。

はじめに在日米海軍司令官のジェームス・ケリー少将が在日米海軍の役割についてブリーフィングを実施。福生市防衛協会(東京都)の森田賢一相談役が謝辞を述べた後、古宇田氏の説明で基地研修。旧海軍に纏わる歴史を聞き、日本の造船技術の優れた一面を知り、参加した会員は大きな感銘を受けた。今後の継続を希望した。

   連合会    自衛隊音楽まつり   平成19年11月17日

                       声を呑んで2時間弱を堪能

 全国防衛協会連合会女性部会研修大会の一環として、大会参加の女性部会員は、平成19年11月17日(土)に日本武道館で実施された自衛隊音楽祭りを見学した。
 国際色豊な軍楽隊、ファンシードリル、バトンガール、太鼓の響きなど、声を呑んでの2時間弱を堪能した。
 また、その他の会員も多数、音楽祭りを見学しました。
自衛隊音楽祭りを研修する女性部会会員
連合会    中央観閲式    平成19年10月28日

私も所管と心を一にして 福田首相が訓示


 1028日、福田総理大臣を観閲官に迎えて、朝霞訓練場で、平成19年度の中央観閲式が行われた。

防大生を先頭に、パレード参加隊員4千6百名、90式戦車を含む車両200両、P-3C対潜哨戒機やF-16戦闘機など陸海空自衛隊の航空機七十機が参加。

外国武官等が注視する中で行われた観閲式で、首相は「士気旺盛で、規律正しい隊員諸官の雄姿に接し、観閲官としてまことに心強い。自衛隊はわが国の平和と独立を守り、国の安全を確保するという、国家の最も基本的な役割を担う組織として、半世紀にわたり立派に任務を果たしてきた。私は、わが国防衛という使命を果たすため、昼夜分かたず任務や訓練に精励している隊員諸官を誇りに思う。自衛隊の最高指揮官として、私も隊員諸官と心を一にし、わが国防衛という崇高な使命を果たす決意である」と訓示した。

 (全国防衛協会連合会では、多数の会員が本観閲式を見学しました。)

   
               福田首相による巡閲                                 観閲式の観衆
連合会主催 初の研修実施


 連合会(山口信夫会長)は、9月、北海道及び米海軍横須賀基地研修を実施した。連合会主催の内外研修旅行は予ねてから要望があったが、これまで実現に至っていなかった。今回、関係者の綿密な計画調整と陸・海・空自衛隊並びに在日米海軍の理解と協力を得、その上に温かな歓迎を受けて実現の運びとなったものである。また、当初は韓国・台湾等の外国研修も検討されたが、初回であること並びに国際情勢等を勘案して今年は国内研修に限定した。

連合会   北海道研修   平成19年9月20日〜23日
前段(平成19年9月20〜21日)

    緊急発進(訓練)を見学  戦車試乗や地元会員と懇談

 前段、後段の2回に分けて実施された「北海道研修」の前段・9月20〜21日は、24名の研修団(団長 宇佐美康治・奥多摩防衛協会長)。20日は空自千歳基地で概要説明を受けた後、アラート地区及び緊急発進(スクランブル)の訓練、千歳救難隊及び第3高射群の任務・活動、主要装備品の展示説明を受けた後、第2航空団司令 福江広明空将補はじめ基地の主要幹部と昼食懇談。

午後は陸自東千歳駐屯地で第7師団長 用田和仁陸将自らによる任務、編成、訓練状況等についての説明の後、主要装備品の展示説明、90式戦車の試乗。研修団一同、戦闘服に着替え砲手席に座り、時速50キロで驀進する戦車の乗り心地を体験。

その夜は部隊側から12名、千歳地方防衛協会から9名が出席して、意見交換と親睦を深めた。

21日は札幌駐屯地を訪問、北部方面隊の任務、編成・装備、訓練状況等についての概要説明を聞いた後、北方総監 廣瀬誠陸将をはじめ4将官を囲み昼食懇談を実施、活発な質疑応答に時間をオーバーする盛り上がりであった。

午後は真駒内駐地の資料館や野外博物館「北海道開拓の村」を見学、屯田兵など北海道開拓の歴史の一端に触れた。

  
       F-15戦闘機の前で集合写真(空自千歳基地)    90式戦車の体験搭乗(福岡県女性部 濱田会長&蟻川副会長)
                                            (陸自東千歳駐屯地)
後段(22〜23日)

                           北方領土に思い、海の国日本を痛感

根室分屯基地では基地概要を聞いた後、航空警戒レーダー、オペレーション地区を研修、北の守りの厳しさを実感した。

2007平和ノサップ集会」では、晴れわたった根室海峡の前にクッキリ見える歯舞諸島と国後島、遥か彼方の色丹、択捉島を思い浮かべながら、志を同じくする「返せ、北方領土!」と訴える集会のエネルギーに共鳴。

全国防衛協会連合会は、北方領土返還要求運動の協賛団体として名を連ねており、「北方四島ビザ無し交流」にも毎年青年部から1名が参加している。同夜は、部隊側2名、根室自衛隊協力会4名と北方領土元島民3名による懇親会を開催、元島民たちの悲しみと苦しみにじかに触れることが出来た。

平和集会(北連協児玉事務局長を囲んで)
連合会   米海軍横須賀基地研修   平成19年8月25日   

                          北方領土に思い、海の国日本を痛感
   
    空母キティホーク見学 米海軍基地司令官がブリーフィング

 空母キティ・ホーク乗艦の関係で25日に実施された「横須賀米海軍基地研修」は、空母研修″が目玉になったことから応募者が殺到したが、次年度の継続を予定することにして50名に限定。

保全が厳しく、身分証明書はパスポートか、生年月日を証明する書類のほかに本籍・顔写真付が求められ、IC型最新式運転免許証持参予定の6名は、前日になって不許可となってしまった。44名の一行は入門チェックと引き換えにビジターズ・シールを胸につけて基地見学に入った。

 研修開始にあたってのブリーフィングは、在日米海軍司令官のジェームス・ケリー少将自ら実施してくれる等、防衛協会に対するサービスは大変好意あるもので、一行を代表して雨宮良彦羽村市議(東京都)が答礼の挨拶をした。

 研修の調整と基地案内は、元海上自衛官で、米海軍先任連絡官であった古宇田元1佐。

「キティホーク」の修理が戦艦「信濃」(のち改造されて空母「信濃」となる)用に造られたドックで十分なことや、当時のドックの排水用ポンプ8基のうち2基が大東亜戦争ではシンガポールに運ばれて使用され、残りのポンプ共々、現在も使用されていること等、旧日本海軍の状況と米海軍の現在を比較しながらの説明は説得力があった。

 来年、「キティホーク」に代わって原子力推進の「ジョージ・ワシントン」が配備されるが、在来型以上に安全性が高いことが、実験結果など種々の状況から証明されているというのが司令官の説明にもあった。

 ブリーフィングの後、ヘリ火災の消火活動を研修してから、空母研修となった。五千人の将兵が起居し、牧師科や医歯科、法務科広報科等もあり一大都市を形成している、艦長の任務は市長の任務と非常に似て、乗組員の生活に関する全責任を負っているという話であった。

 特に関心を引いていたのは艦載機の発着艦で、僅か70bのカタパルトで時速270キロまで加速発進させることや、ワイヤで脚を捕らえて90bで停止させる技術等に感心していた。しかし、こうした空母の発想が日本生まれであることを聞くに及んで、一同はわが国先人の偉大さを改めて知らされた。

ケリー司令官のブリーフィング(米海軍横須賀基地)
   
       アドミラル・ルームでの昼食(米海軍横須賀基地)         キティーホーク格納庫の研修(米海軍横須賀基地)